やはり、今回の殺人・死体遺棄事件は、迅速な公開捜査が必要だ。一番大きな理由として男が偽装自殺までして逃亡を試みようとしていた形跡があること。男は、03年頃から関東圏に出稼ぎに出ており、証拠隠滅・逃亡の恐れが極めて高い。また、男が所有する車から佐藤梢さんのものと思われる靴が発見された事。その男が所有する車で交通事故を起こしながら所在不明になっている。ここまで物証があれば・刑事訴訟法に基づく逮捕令状請求乃至警察官職務執行法に基づく、男の身柄の保護が必要だ。
私は、7月6日午前10時40分前後頃、捜査本部のある岩手県警、宮古警察署の捜査本部に迅速な公開捜査を要請した。以下、毎日新聞・・岩手版より部分引用
「捜査本部は佐藤さんの交友関係などから聞き込みを続けたところ、この男性が浮上。数日前から消息が分からなかったという。捜査員は男性の顔写真を手に、立ち寄った可能性のあるコンビニエンスストアや宿泊施設などの聞き込み捜査を進めてきた。押収された男性の乗用車からは佐藤さんのものとみられる靴が発見された。
また男性の実家の近所の住民によると、男性は数年前、「両親の家業である漁業を継ごうと思っている」と話していたが、03年ごろから関東圏に出稼ぎに出ており、実家周辺で見かけることが少なかったという。
これまでの調べでは、佐藤さんは、川井村田代の県道沿いを流れる小川の橋の下でうつぶせ状態になって死んでいた。両手で首を絞められた後、橋から落とされて頭部の骨を折り、深い傷を負ったとみられる。【狩野智彦、山中章子】
◇夢は「幸せな家庭」 友人ら驚きと悲しみ

川井村で他殺体で見つかった佐藤梢さんは、最近まで地元のスーパーのレジ係として働いていた。友人や知人は驚きと悲しみに包まれている。
「人に気を使える良心的な子だった」。仲が良かった20代の男性は振り返る。4月に洋食屋でランチセットをごちそうした際には、「ありがとうございました」と感謝してくれたという。 また、佐藤さんの自宅近くに住む主婦は、「小学校の時、夏休みの朝は、ラジオ体操にまじめに通っていた。出会うと『こんにちは』と笑顔であいさつしてくれる子だった」と残念そうに語った。
宮城県栗原市内の県立高校に1年間通い、就職の道を選んだ。将来の夢をまとめた同校の「ドリカムプラン原稿集」の中に、佐藤さんの「夢」も記されている。「私の将来の夢は、大好きな人と結婚して幸せな家庭を築くことです」「夢を実現するために今から明るくイイ女になれるよう努力します」などと書かれていた。【山本佳孝】

